冬のオリンピック スピードスケートやジャンプ競技
オリンピックは夏季と冬季があり、かつては同じ年に行われていました。現在はそれぞれ2年おきに行われるように調整されたので、世界的なスポーツの祭典をいろいろな年に楽しめるようになりました。夏のオリンピックは競技数も多いので注目されやすいですが、冬のオリンピックはそれに比べるとあまり知らない人もいます。日本は雪が積もる地域が限られているので、なかなかウィンタースポーツを楽しめないのも注目度を落とす理由になっているのかもしれません。
冬のオリンピックの花形競技といえば、スピードスケートかもしれません。氷のリンクの上をいかに速く滑走できるかを競います。陸上の短距離よりもスピード感があるので、迫力のあるレースが見られます。その他にもリュージュであったりスケルトンなども氷の上をいかに速く滑るかを競う競技です。スピードを競う競技としては雪上をできるだけ早く滑り降りる競技であったり、ジャンプ台からできるだけ遠くに着地するジャンプ競技なども知られています。
スピードよりも芸術性を重視した競技もあります。フィギュアスケートは、氷上の上で回転をしながらジャンプをしたり、曲に合わせた演技を行います。演技には難易度があり、高いレベルの演技を成功させると高得点につながります。氷上のスポーツとしてカーリングの人気が高まっています。石を目標となる円の中に入れて得点を競います。2チームが同じコートで行うため、相手の石を弾き飛ばすなどの駆け引きが必要なスポーツです。